秋山兄弟生誕地 (48 画像)
秋山兄弟(兄・好古、弟・真之)はこの地で生まれ育った。父・久敬(ひさたか)は松山藩士徒目付で、江戸時代からここに居を構えていた。当初は藁屋敷で僅か数室という典型的な下級武士の家で、その質素な家から日露戦争で救国の働きをした秋山兄弟が育ったことは、感慨深いものがある。
兄・好古は大正13年から昭和5年まで、生家を増改築して住み、没後は有志により手厚く保存されていたが昭和20年、米軍の爆撃で焼失した。
生家の復元に際しては、秋山家子孫、秋山兄弟伝記、好古友人の記録等を参考にし、また、関係法規も順守しながら、できるだけ生家の原型に近い形で建築した。家の位置は、兄弟の銅像設置のため当初よりは北側に寄せた。

一組の兄弟をえらんだ。
すでに登場しつつあるように、伊予松山のひと、秋山好古と秋山真之である。
この兄弟は、奇蹟を演じたひとびとのなかではもっとも演者たるにふさわしい。
司馬遼太郎著「坂の上の雲」(文藝春秋刊)単行本:1巻より

・愛媛県松山市歩行町2-3-6
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