土方歳三最期の地 (6 画像)
新撰組副長として京都の街にも勇名をはせた土方歳三は鳥羽伏見の戦いの後新撰組を率いて各地を転戦して北上し、仙台で旧幕府海軍副総裁榎本武揚が指揮する脱走艦隊と合流した。
1868(明治元)年10月蝦夷地(北海道)に上陸した榎本軍は、箱館を占拠して新政権を樹立、土方はその陸軍奉行並の要職についた。
翌1869(明治2)年9月、新政府軍の総攻撃に榎本軍は各地で敗退したが、土方が守った二股口(現・北斗市)だけは最後まで落ちなかった。
しかし、同年5月11日、ついに箱館と政府の手に落ちた。土方は箱館奪回を目指し50名の兵を率いて一本木(現若松町)の関門を出て箱館の市中に向い、敢然と切り込んでいったが銃弾に当たって倒れ波乱に満ちた生涯を閉じた。時に35歳であった。

・北海道函館市若松町33
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