服部金太郎旧邸 (6 画像)
服部ハウスは服部時計店(現セイコーHD)の創業者、服部金太郎の邸宅として1933年に建てられた。帝国ホテル新本館なども手掛けた建築家の高橋貞太郎氏が設計した。戦後、連合国軍総司令部(GHQ)に接収され、山崎豊子の小説「二つの祖国」では、1948年8月から3カ月間、服部ハウスで東京裁判の判決文を英語から日本語に翻訳する作業が行われたことが描かれている。
服部家の資産管理会社の三光起業が所有してきたが、お家騒動の際にセイコーHDが210億円で買い取っていた。その後、シンガポールのシティ・デベロップメント(CDL)は2014年9月30日付で、米投資会社と共同で設立した特定目的会社を通じ、服部ハウスなどの建物(延べ床面積2445㎡)と土地(敷地面積16815㎡)をセイコーHDから305億円で購入した。

・東京都港区白金2-5-36

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