元三国大野家 (1 画像)
越前大野藩は財政の窮乏を救うため、家老内山良休の提案を受けて、大野屋と称する産物会所(今でいう商社)を起業した。第1号店は1855(安政2)年大阪に開店。以後、全国に40店舗を展開した。この地は三国湊で大野屋が置かれた地である。大野市に伝わる古文書により、三国湊で廻船業を営んでいた津田吉右衛門らの船を借用したことや、代金支払いの様子など経済活動の一端がわかる。家屋の形態は三国独特の典型的なカグラ建てである。

・福井県坂井市三国町南本町3丁目5−42

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