太刀川家住宅店舗 (5 画像)
太刀川家は1863(文久3)年、2代目太刀川善之助が米穀店漁業、回漕業を営み一代で財を成した。住宅店舗は1901(明治34)年に初代太刀川善吉によって造られた。
間口約10m、奥行約13mの煉瓦積み土蔵造りで、洋風のアーチを取り入れた、塗り籠の卯建(防火用そで壁)のついた関西風商家の建物である。
内部の木組は豪快で十字に組み合わせられた60cm以上の梁りげた、24cmの角材を使った桂など、土蔵造りの蔵の風格を出している。
1971(昭和46)年に国指定の重要文化財となった。函館市景観形成指定建築物。
現在は、カフェ&レストランとして営業している。
なお、隣の洋館は、1915(大正4)に応接専用室として増築されたものである。

・北海道函館市弁天町15-15
公式ホームページ

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